轉自ptt~
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110319-00000925-yom-soci

 夫の荷物の中に指輪があった。ホワイトデーのプレゼントに、こっそり買ってくれて
いたらしい。

在丈夫的遺物裡有個戒指。這似乎是他為了白色情人節,偷偷買來準備要送給妻子的。

 その夫は今、遺体安置所で眠っている。東日本巨大地震で壊滅的被害を受けた宮城県
気仙沼市。同市本吉町寺谷、主婦大原枝里子さん(33)は、夫の顔についた泥をぬぐ
い、優しくキスをした。

這位先生目前正在遺體安置所裡安眠著。位置是因為東日本大地震幾乎滅城的宮城縣氣仙
沼市。住在本吉町寺谷地區的主婦大原枝理子,將丈夫臉上的污泥輕輕撥開,溫柔地吻了
他。

 11日午後。自宅で揺れに襲われ、津波から逃れるため、避難所を目指して車を出そ
うとした。その直前、運送会社で運転手をしている夫、良成(よしなり)さん(33)か
ら携帯に電話が入った。「大丈夫か」「もうつながらないかもしれない」。泣き叫ぶ子
供2人を両腕に抱え、思うように話せない。間もなく通話が切れた。これが最後の会話
になった。

十一號下午,她在自己家中遭遇一陣天搖地動後,為了躲避海嘯而驅車前往避難所。就在
準備出發之前,在貨運公司擔任司機的丈夫良成先生打手機給她。「家裡沒事吧?」「可
能等等就打不通了」,她緊緊抱著因驚嚇而不斷哭鬧的兩個女兒,一時之間也說不出話來
。沒多久,電話就這樣斷訊,這也是她們最後的交談。

 海に向かう形になるが、頑丈な小学校の校舎を目指した。20分もたったろうか。逃
げる車で渋滞し、少しも進まない。「もうぶつかっても仕方ない」。意を決して対向車
線にバックで車を出し、アクセルを思い切り踏んだ。眼前に津波が迫り、2台前の車が
濁流にのまれた。助手席と後部座席には長女、里桜(りお)ちゃん(2)と次女、里愛(
りあ)ちゃん(5か月)。2人を守ろうと必死で約50メートル後進し、何とか助かっ
た。

雖然是往海邊的方向,但她還是決定往比較堅固的小學校舍開去。但這一路開了20分鐘,
整條路都被要逃難的車輛塞得滿滿的,根本寸步難行。「就算撞到也無所謂」她下定決心
倒車,開上對向車道,用力踩下了油門。只見海嘯就在眼前把兩台前車吞沒了。為了保護
坐在副駕駛座的長女里櫻跟坐在後座的次女里愛,她就這樣拼命後退了50公尺,總算保住
了一命。

 海から離れた避難所に行くことにし、その日は車中でガソリン節約のため暖房なしで
夜を明かした。翌日から避難所で苦しい生活が待っていた。子供の服におしっこやよだ
れが付いても、乾くのを待つしかない。地震で哺乳瓶は全て割れ、避難所にあった哺乳
瓶を他の家庭と共有した。ストレスで母乳が出ない。スポーツ飲料をお湯で薄めて与え
ても、里愛ちゃんはなかなか受け付けず、脱水症状になりかけた。お尻ふきがなくなり
、里愛ちゃんのお尻はかぶれて血が出始めた。

爾後她們前往離海邊有段距離的避難所,為了節省汽油,她們沒有開車內的暖氣,就這樣
度過一夜。隔天,她們便在避難所展開艱苦的生活。孩子的衣服都被尿液弄濕了,但也只
能就這樣放著晾乾。由於地震的關係,奶瓶全部都被打破了,只得跟避難所中其他要哺育
嬰兒的家庭共用。在過大的壓力下,奶水也擠不出來。雖然用熱水把運動飲料稀釋,但里
愛還是難以下嚥,甚至開始出現脫水症狀。專門為嬰兒擦屁股的濕紙巾也用完了,使里愛
的屁股因而擦出血來。

 夫の悲報を受けたのは17日。気仙沼周辺で配送作業中に津波にのまれたらしいと、
夫の上司から知らされた。18日、子供が眠ったのを見計らい、遺体安置所に向かった
。目の前のひつぎの中で眠っているのは、間違いなく良成さんだった。涙があふれ出た
。キスをしながら、「愛してるよ」とつぶやいた。遺体に何か着せてやろうと、倒壊を
免れた自宅に戻り、会社から引き取った夫の荷物にふと目がいった。指輪が入っていた
。以前、「たまには指輪とか欲しいけど、パパはプレゼントくれる人じゃないもんね」
と、意地悪を言ったのを思い出した。

十七日,丈夫的上司傳來惡耗。正在氣仙沼附近運送貨物的丈夫,被海嘯給吞噬了。十八
日,她趁著孩子們還在睡夢中,前往遺體安置所。在眼前棺木中安眠著的的確是良成。淚
水不禁奪眶而出的她,溫柔地吻了丈夫的臉頰,輕聲說道「我愛你」。為了讓他走的時候
能穿著體面點,她回到在海嘯中逃過一劫,還沒有倒塌的家中。當她檢查從公司拿回來的
丈夫遺物時,看到了一個戒指。「我曾說過想要一個戒指,但他只說『我可不是那種會隨
便送禮物的人喔』」,如此情景讓她回憶起這段往事。

 避難生活が長期化し、子育てはますます大変になっている。この状態がいつまで続く
か分からない。でも、指輪を残してくれた夫に約束した。「この子たちは私が責任を持
って育てるから」

由於這樣的生活勢必在短時間內無法結束,哺育孩子也會變得越來越辛苦。不知道這樣的
日子還會持續多久。不過,她已經跟留下這枚戒指的丈夫約好了。「我一定會負起責任,
好好把她們養育成人」。

 

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